
こんにちは。「気づけば水アカ…」「お風呂の排水がちょっとにおう…」なんて日、ありますよね。
放っておくと不具合やニオイ、ひいては故障のきっかけにも。とはいえ、忙しい毎日に“完璧おそうじ”はムリ…。
そこで今日は10分からできるメンテと、ムリなく続く年間カレンダーをセットでご紹介します。
素材や機器の仕様はご家庭によって異なるので、必ず取扱説明書やメーカー推奨の方法を優先しつつ、無理のない範囲で取り入れてくださいね。
目次
1. 壊れやすさの原因は“水・油・ホコリ”の3兄弟
- 水:水アカ(カルシウム)・カビ・サビの原因に。濡れ→放置の積み重ねで固着。
- 油:キッチンのベタつき→ホコリと合体して頑固汚れ化。レンジフードにも負担。
- ホコリ:換気口・家電フィルターに詰まると効率低下→電気代アップ・故障リスク。
ポイントはためない・乾かす・風を通すの3つ。道具は中性洗剤・やわらかいスポンジ・マイクロファイバー・古歯ブラシが基本です。
2. まずは“今日の10分”|部位別ミニメンテ
キッチン:シンク&排水口
- 食器をどかす → 中性洗剤をスポンジに。円を描くように優しくこする。
- 排水口は部品を外し、古歯ブラシ+中性洗剤でぬめり取り。金属たわしや研磨剤はキズの原因に。
- ふき上げて水滴を残さない。最後に通水チェック。
※漂白剤は素材により変色リスク。必ず表示を確認し、酸性洗剤と混ぜない(有毒ガスの危険)。
浴室:床・排水・ドア下
- シャワーで全体を流す → 中性洗剤を床に広げてやわらかいブラシで軽くこする。
- 排水受けは髪・ぬめりを取り、ドアの下レールを古歯ブラシでサッと。
- 仕上げに冷水で流す→換気でカビ予防。鏡は水切りワイパーで。
洗面台:水栓&ボウル
- ボウル全体に中性洗剤→スポンジでくるくる。
- 水栓の根本は古歯ブラシで白い輪っか(ミネラル)をやさしく。
- 排水の流れを確認、仕上げ拭きで水滴ゼロに。
トイレ:便座・フチ裏・床
- 便座表裏をトイレ用中性クリーナーで拭く。
- フチ裏は専用ブラシでやさしく。研磨剤NG。
- 床はホコリ→拭き、においの元をリセット。
レンジフード:フィルター表面
- 電源オフ・手袋着用。表面のホコリを乾拭き。
- 外して良いタイプなら、ぬるま湯+中性洗剤につけ置き→やわらかスポンジ。
- しっかり乾かしてから戻す。
エアコン室内機:フィルター
- 電源オフ。前面パネルを開け、フィルターのホコリを屋外でやさしくはたく。
- 水洗いOKならシャワーで流し、完全乾燥後に装着。
※お掃除ロボ搭載でも、ダストボックスや吸気口のほこり取りは必要。
エコキュート周り:見える範囲の確認
- 屋外タンク・ヒートポンプ周辺の風をさえぎる物をどける(吸気・排気確保)。
- 配管保温材の破れや外れがないか目視。気づいたら早めに業者相談。
- リモコンのエラー表示の有無をチェック(異常時は取説の指示に従い、無理運転しない)。
3. “月イチ・季節ごと”の年間カレンダー
頻度 | おすすめ作業 | メモ |
---|---|---|
毎月 | レンジフード・換気口のほこり取り/エアコンフィルター/排水口のぬめり取り | 電気効率アップ・ニオイ予防 |
2〜3ヶ月 | 洗濯機ゴムパッキンのカビ取り/浴室ドア下レールの徹底洗浄 | 洗剤は中性ベース、素材により塩素は慎重に |
春(花粉時期) | 網戸・換気フィルター洗浄/エアコン試運転 | 冷房本番前に不具合チェック |
梅雨〜夏 | 浴室カビ対策の強化(換気・水切り習慣) | 入浴後5分換気+水切りで雲泥の差 |
秋 | 給湯器・エコキュートの点検依頼検討(年1目安) | 冬の繁忙前が取りやすい・安心 |
冬前 | 凍結予防(屋外配管の保温確認) | 保温材の破れは早期手当て |
4. エコキュートを長持ちさせる小ワザ
- まわりはスッキリ:吸排気の妨げになる物を置かない。落ち葉・砂ぼこりはサッと掃き出し。
- 入浴剤の注意:機種により使用不可・制限あり。取説の“使用できる入浴剤”の記載を必ず確認。
- 長期不在の前後:帰宅後は配管の通水を十分に。異音・エラーは無理せずサポートへ。
- 非常用取水の手順を印刷:いざという時に慌てないために、写真付きでタンク近くに掲示(飲用不可・やけど注意の文言も明記)。

5. “やっちゃいがちNG”を先に知っておく
- 酸性洗剤+塩素系の混合:絶対NG(有毒ガス)。同じ場所に置く収納ルールを見直し。
- 研磨剤でこする:鏡・水栓・シンクに細傷→曇り・水アカ定着。やわらかスポンジが基本。
- 素材不適合洗剤:人工大理石・木・ゴムパッキンなどは変色/劣化リスク。まず目立たない所で試す。
- フィルター水洗いNGの家電を洗う:取説の表示に従い、乾拭き・掃除機で。
6. 道具は“引き出し1つに全部”が続くコツ
- 基本セット:中性洗剤、小分けスプレー、マイクロファイバー3枚、古歯ブラシ2本、やわらかスポンジ、ゴム手袋。
- 収納:キッチン・洗面・トイレ、それぞれの一番近い引き出しに同じセットを常備。「取りに行く手間」をゼロに。
- ラベル:家族が見ても分かるように「台所用」「浴室用」。混ぜない・使い分けの事故防止にも。
7. 5分×家族分担で“がんばらない家事”
- 子ども:洗面ボウルの水切りワイパー係、玄関のハンディモップ。
- パートナー:レンジフードの外側拭き、排水ゴミ受けの洗い、フィルター月1チェック。
- 自分:“仕上げ拭きだけ”担当。水滴ゼロで汚れが育たない家に。
「完璧に」より「小さく続ける」が最強。終わったら「ありがとう!」の一言で、次も自然と続きます。
8. トラブル前に分かる“変化のサイン”
- 水の出が弱い・温度が安定しない:給湯器や配管、混合栓の不具合のサイン。早めに点検相談。
- 変な音・振動:換気扇・レンジフード・室外機のファン汚れや劣化の可能性。
- 電気代が急に上がった:フィルター詰まり・設定変更・使い方の変化をチェック。
- 床の水染み:微細な漏水の前兆。放置せず原因を特定。
9. よくあるQ&A
- Q. カビ取りは塩素が早いけど、においが苦手…
- A. まずは乾かす・換気を強化が王道。中性洗剤で日常管理し、点在する黒カビには専用品を必要最小限で。素材適合と換気を徹底してください。
- Q. 排水口のにおいが消えない
- A. トラップ部品のはめ忘れ・水封切れが原因のことも。しっかり装着・通水で改善するケースがあります。長期不在後はまず通水をたっぷり。
- Q. エアコン内部のカビが心配
- A. フィルター清掃+送風運転(内部乾燥機能)が効果的。シーズン前後に専門クリーニングを検討すると体感が変わります。
- Q. エコキュートの“異音”が気になる
- A. 低音の運転音は通常でも、急な大きな音・振動は要注意。設置周囲の障害物撤去、冬季の凍結対策を確認し、改善しなければ点検を依頼してください。
10. まとめ|“ためない・乾かす・風を通す”で、家は長持ち
毎日は忙しいから、短時間×小さくで大丈夫。水・油・ホコリをためない仕組みを作れば、においも汚れも“育ちにくい家”に変わります。
エコキュートや換気扇などの設備も、ちょっとした気づきと早めの点検で寿命がのび、結果的に修理・交換のムダ出費も防げます。
まずは今日の10分から。次は月イチ3つだけ。続けられるやり方が、いちばんの正解です。
「うちの場合はどうすれば?」のご相談もお気軽に。あなたの暮らしが、今よりちょっとラクで、気持ちいい毎日になりますように。
\ LINEから誰でも簡単に /
お悩み解決中!
- エコキュートの補助金
について
〈最大18万円〉 - エコキュートの商品選び
について - エコキュートの交換時期
について - エコキュートの無料見積
ご回答 - 特典・支払時に付与されるポイント

LINEではエコキュートのお悩み解決中!是非
お友達追加のうえ無料相談ください!