
こんにちは。寒くなってくると、「お湯、ちゃんと足りるかな?」「夜中に凍結して止まったらどうしよう…」「電気代、また上がらない?」って、ちょっとソワソワしますよね。
今日は、むずかしい専門用語はひと休み。“今日からできる小ワザ”と“冬前にやっておく準備”を、やわらかく丁寧にまとめました。
※機種・設置条件によって最適な方法が変わるので、取扱説明書の注意事項が最優先です。迷ったら無理せずメーカー/業者さんへご相談くださいね。
目次
1. 冬に起きやすい「3つの困った」を先回りでつぶす
- (A)凍結:外気温がぐっと下がる夜明け前に、配管やヒートポンプ周りで発生しがち
- (B)お湯切れ:湯張り+連続シャワー+追いだきの“重ね使い”でタンク高温水が一気に減る
- (C)電気代アップ:外気温低下で効率が落ち、つい“沸き増し”が増えてしまう
この3つはつながっています。
「吸排気の確保」「配管の保温」「使い方の順番」「夜間沸き上げの上手な活用」で、同時に対策できるんです。
2. 5分でできる“今日の冬支度チェック”
- 屋外ユニット(ヒートポンプ)周りをスッキリ:落ち葉・段ボール・植木鉢が吸気/排気をふさがないように。10〜30cmほどの空間が目安。
- 配管の保温材を目視:破れ・外れがあれば、応急でテープ固定→後日交換を手配。
- タンク周辺の通路を確保:点検・緊急時に近づけるように荷物はどける。
- リモコン表示:エラー履歴や警告マークがないかサッと確認。
- 取説の“凍結予防”ページに付箋:いざという時すぐ開けるように準備。
3. 凍結を防ぐ3ステップ(基本)
ステップ1|風を通して、濡れをためない
屋外機(ヒートポンプ)の全面・側面・背面の吸排気をふさがないことが前提。
降雪地域で積雪やつららが心配な場合は、風向板や簡易の雪よけを検討(ただし吸気/排気を妨げない形で)。濡れた落ち葉や泥が溜まっていたらサッと掃き出しましょう。
ステップ2|配管とバルブの保温
タンクや屋外機から家の中へ伸びる配管は、保温材+テープ巻きが基本。破れていたら早めに補修を。
屋外のドレン(排水)は凍りやすいので、水が溜まらず、流れをじゃましないルートか確認を。
ステップ3|機種の“凍結予防運転/ヒーター”を把握
多くの機種に、凍結予防ヒーターや自動運転が搭載されています(名称はメーカーにより異なります)。
停電時は作動しないため、長時間の停電予報が出たら取説の凍結対策(必要なら水抜き)手順を確認・準備しておくと安心です。
4. お湯切れ防止は“順番”と“設定”が9割
(1)順番のコツ
- 湯張り→連続入浴→短時間シャワー→最後にキッチン給湯の順で“高温水の一気消費”を避ける
- 追いだき中は、できればシャワーを同時使用しない(タンク高温水を温存)
- 来客や部活後など“お湯の日”は、事前に「多め」「沸き増し」をポチ
(2)設定のコツ
- 夜間沸き上げを基本に、学習/おまかせ(機種により名称違い)をON。足りない時だけ手動で追加。
- 浴槽はフタ必須。冷めにくくなり、追いだき回数が減ります。
- シャワーは必要な時だけON。洗髪・体洗いの間は一旦止めるクセづけで、1回20〜40Lの差が出ることも。
(3)温度は“安全×省エネ”のちょうどいいへ
高めの温度ほどタンクの高温水をたくさん使います。
やけど防止の観点からも40℃前後を基準に、家族の好みに合わせて微調整しましょう(乳幼児や高齢のご家族は特に注意)。
5. “電気代がじわっと上がる冬”の賢い向き合い方
(A)夜に寄せる/昼の自家消費を活かす
時間帯別プランの方は深夜の割安時間へ寄せるのが基本。
太陽光があるご家庭は、晴れた昼に部分沸き上げを使える機種もあります(対応可否ややり方は取説で確認)。
(B)“予約の分散”でブレーカー落ちを回避
食洗機・洗濯乾燥・エコキュートの沸き上げが同時だと、ブレーカーに負担が。
開始時刻を10〜30分ずらすだけで安定&節電につながります。
(C)フィルターと吸気口のほこり取り
空調や換気の効率が落ちると、沸き上げや乾燥の時間も長くなって「気づけば電気代アップ」。
月1のほこり取りは、節約の近道でもあります。
6. Q&A|冬の“あるある”にやさしく回答
- Q. 朝いちでお湯が足りない…どうしたら?
- A. 前夜の“追いだき+連続シャワー”が原因かも。順番の見直しと、就寝前に「多め」をON。翌朝のキッチン給湯は必要最低限に。
- Q. 凍結が心配。夜間に電源は切らない方がいい?
- A. 多くの機種で凍結予防機能は通電が前提です。停電時や長期不在時の対処(水抜き等)は、取説の指示に従ってください。
- Q. 入浴剤は使っていい?
- A. 機種によって使用不可・制限があります。配管・機器を痛める場合があるので、取説の「使用できる入浴剤」欄を必ず確認しましょう。
- Q. それでも冬は電気代が上がる…
- A. 外気温低下でヒートポンプの効率が下がるのは避けられません。夜間寄せ・予約分散・シャワー節水・フタ活用の“積み重ね”で穏やかに抑えましょう。
7. そのまま使える「冬の運用テンプレ3選」
テンプレ1|共働き&夜入浴メイン
- 夜22:00に湯張り→家族連続入浴→シャワー短め→就寝前に「多め」or予約確認
- 食洗機は23:15、洗濯乾燥は0:30スタートで開始時刻を分散
テンプレ2|朝風呂派あり
- 夜は軽め使用→就寝前に「多め」で翌朝の湯量を確保
- 朝風呂→シャワー→最後にキッチン給湯の順で“高温水の温存”
テンプレ3|太陽光あり(晴れがちエリア)
- 基本は夜間沸き上げ+晴天日は昼に部分沸き上げ(対応機種のみ)
- 雨天・寒波前は夜へ寄せ、「多め」で安心を優先
8. “見える化”で家族みんなが上手になる
アプリで「昨日の使用量」「沸き上げ時間」「沸き増し回数」が見えると、
“いつお湯をたくさん使っているか”が一目瞭然。
キッチンに小さなホワイトボードを置いて、今週の作戦(例:「来客=金曜“多め”」「洗濯は0:30」)を書き出すのもおすすめです。
9. もしもの時のミニ手順
- 突然お湯が出ない:停電/ブレーカー/エラー表示を確認。復旧後は取説どおり再設定。続くならサポートへ。
- 凍結かも:無理に使わず、取説の凍結対処に従う(配管破損の恐れ)。暖かくなるまで待つのが安全なことも。
- 長期不在前:取説の長期不在手順(電源/水抜き/凍結対策)を実施。帰宅後の通水・点検も忘れずに。
10. まとめ|“ちょっと先回り”で、冬のお風呂がもっと好きに
冬のエコキュートは、外気温・順番・設定・お手入れのバランスでグンと使いやすくなります。
今日できるのは、屋外周りのスッキリ・配管の保温チェック・予約の分散。そして、家族で「お湯の順番」を軽く共有。
それだけで、“お湯切れのドキドキ”も“電気代のモヤモヤ”も、少しずつ小さくなっていきますよ。
「うちの使い方だと、どの設定が良さそう?」というピンポイント相談も大歓迎。お問い合わせから、家族構成や気になる症状を教えてください。いっしょに“冬でもぬくぬく計画”、立てましょう。
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