こんにちは。お風呂の時間って、一日のなかでいちばんホッとしますよね。
でも、小さなお子さんやご高齢のご家族がいるおうちだと、「お湯の温度」にはちょっとだけ気をつけたいポイントがあります。
今日はむずかしい専門用語はナシで、家族それぞれに“ちょうどいい”お湯の温度と、エコキュートの設定でもできるやさしい安全対策を、やわらかくまとめました。
※各ご家庭の体調・好み・機種によって最適は変わります。最後は必ず取扱説明書の注意事項を優先してくださいね。

1. 「やけど」を遠ざけるいちばん簡単なコツは“温度を決めて守る”

熱いお湯は気持ちいいけれど、温度が高いほど短時間で皮膚ダメージになりやすいのも事実。
まずは、家族みんなで「うちの基本温度」を決めておくのがおすすめです。

  • 子ども(乳幼児〜小学生):目安は38〜40℃くらい。長湯はほどほどに。
  • 大人:入浴は40℃前後が無難。シャワーは38〜40℃で十分あたたまります。
  • 高齢のご家族:心臓や血圧の負担を考えるとぬるめ(38〜40℃)が安心。
    入浴前後の水分補給と、急に熱いお湯を浴びない工夫もセットで。

ワンポイント:「今日は寒いから+1℃」のような微調整はOK。ただし42℃以上の“熱々”は習慣化しないのが安心です。

2. エコキュートの“やさしい設定”を活かす(メーカー共通の考え方)

機種によって名称は違いますが、たいてい次のような機能があります。
うまく使えると家族みんなにやさしい&省エネにもつながりますよ。

2-1. ふろ自動(湯はり・追いだき)

  • 湯温は40℃前後を基本に設定。お子さん・高齢の方が入る日は−1℃に。
  • 湯量の上限を決めておくと、溢れやムダ使いを防げます。
  • 入浴順は連続でさっと。間が空くと追いだき回数が増えてお湯も熱くなりがち。

2-2. 給湯温度の上限

  • キッチン・洗面の給湯温度(蛇口側)42℃以下を目安に。
  • 「たまに熱めが必要」なご家庭は、基本は低め+必要な時だけ一時的に上げる運用が安全。

2-3. チャイルドロック/ボタン操作ロック

  • リモコンの操作ロックがある機種はONに。
    小さなお子さんの“ピッ”から思わぬ高温設定になるのを防げます。

2-4. 学習・おまかせ運転

  • 生活パターンに合わせて沸き上げや湯温を調整してくれる機能。
    家族の予定が変わったら、学習のリセットや再調整を忘れずに。

注意:機能名・操作手順はメーカーごとに違います。
リモコン近くに「うちの設定メモ」を貼って、家族で共有しておくと安心です。

3. シャワー・蛇口・混合水栓の「安全運転」

3-1. サーモスタット混合水栓(温度目盛り付き)

  • 38〜40℃の目盛りを基準に。必要な時だけ少し上げて、終わったら戻すクセづけを。
  • 古い水栓は温度のブレが大きいことも。最新のサーモ水栓に替えると、温度の安定と省エネに効きます。

3-2. シャワーヘッド

  • 切替レバーのあるタイプはお子さんの手が届かない位置に戻すと安心。
  • 節水タイプはぬるく感じて上げがちなので、温度を上げすぎないよう注意。

3-3. キッチン・洗面のポイント

  • 洗い物や手洗いは38〜40℃で十分。
    「熱い=きれい」ではなく、洗剤の使い方や時間の方が大事です。

4. お風呂場の“ちょっとした安全装備”でやさしさを足す

  • 温度計:浮かべるタイプやリモコン表示で実際の湯温を確認
  • すべり止めマット:特に高齢のご家族に。出入口の段差もカバー
  • 手すり:浴槽の出入りに1本あるだけで安心感が段違い
  • ふた:冷めにくくなって追いだき減=温度の上げ下げも穏やかに

5. よくある“ヒヤリ”と予防メモ

シーンありがち予防のコツ
入浴前のシャワー 最初のお湯が熱いまま出る 手首で温度チェック→湯温安定を待ってから体へ
子どもの“押したい期” リモコンで温度UPボタンを連打 操作ロックON/リモコンは高い位置に
寒い脱衣所 熱いシャワーをいきなり頭に ぬるめの湯で足先→手先→体→最後に頭の順で
長めの追いだき 湯温が高くなりすぎる フタ併用で追いだき短縮/設定温度は40℃前後

6. 高齢のご家族には“ぬるめ×短め×水分補給”が基本

寒暖差や熱いお湯は、心臓や血圧に負担になりやすいです。
入る前に脱衣所をあたためる/ぬるめで短時間/入浴後に水分の3セットを習慣に。
入浴中に気分が悪くなったらすぐ中止、無理は禁物です。

7. 「安全」と「省エネ」はいっしょにかなう

  • 湯温を一定に保つ=追いだきが減って省エネ
  • 入浴の順番を詰める=追いだき短縮で省エネ
  • フタを活用=保温で省エネ、温度の上下動も減って安全
  • シャワーは必要な時だけON=お湯のムダが減って安全・省エネ

8. もしも“熱すぎたかも”と思ったら

  • すぐに冷水で冷やす(長めに)。服の上からでもOK。
  • 赤み・痛み・水ぶくれ・広範囲の場合は、医療機関に相談を。
  • 「ちょっとヒリヒリ」で済んだ時も、その日の熱いお湯は控えめに

※具体的な応急手当は症状によって違います。迷ったら医療機関へ。無理に自己判断しないのが安心です。

9. そのまま貼れる!「うちの温度ルール」テンプレ

  • 基本温度:入浴40℃(子ども・祖父母の日は38〜39℃
  • シャワー:まず手首で温度チェック → 体へ
  • 追いだき:フタ併用・長時間はしない
  • リモコン:操作ロックON(外すのは大人だけ)
  • 順番:湯はり→連続入浴→シャワー短め→最後にキッチン

10. よくあるQ&A(やさしく、ていねいに)

Q. 42℃が好きなんですが、ダメですか?
A. ダメではありませんが、習慣的に熱すぎるお湯はおすすめしません。体調や年齢に合わせて、まずは40℃前後をベースに、たまのご褒美で42℃、くらいがちょうどいいと思います。
Q. 子どもと一緒の日、大人はぬるくて物足りない…
A. 最初は子どもに合わせ38〜39℃で短め、寝かしつけ後に大人が40℃前後でさっと入り直す、という“二部制”がストレス少なめです。
Q. 給湯温度を低くしたら、食器の油汚れが落ちません
A. 温度を上げる前に、洗剤の使い方・つけ置き・お湯をためて洗うを試してみて。どうしても落ちない時だけ一時的に温度UP→終わったら戻す、が安全&省エネです。
Q. リモコンの操作ロックって面倒…
A. 「子どもが押したくなる時期」だけでもONがおすすめ。事故予防はもちろん、“いつの間にか設定が変わっていた”のプチストレスも減ります。

11. まとめ|“やさしい温度”は、家族の余裕になる

お湯の温度を家族で決める。エコキュートの設定をそろえる
たったこれだけで、毎日のお風呂がもっと安心で、ちょっと省エネに。
まずは今日から「うちの基本は40℃」を合言葉に、子ども・高齢のご家族の日は−1℃。
そして、リモコンの操作ロックをポチ。これだけで、やけどの不安はぐっと遠ざかります。

「うちの機種だと、どの設定が安全?」など、ピンポイントのご相談もお気軽に。お問い合わせから、リモコンの写真を送っていただければ、やさしく一緒に確認します。

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