
こんにちは。台風や地震のニュースを見ると、「断水になったらどうしよう…」「トイレは?」とモヤっと不安になりますよね。
今日はむずかしい専門用語はおやすみにして、在宅避難(家にとどまる)を想定した72時間の過ごし方を、水とトイレを中心にやさしくまとめました。
※機器の操作は各メーカーの取扱説明書を必ず優先してください。迷ったら無理せず専門業者や自治体窓口へ。
目次
1. 最初の10分でやることリスト
- 安全確認:家族の所在・ケガの有無・ガス臭がないか・家具の転倒はないか。
- 電気と水:停電/断水の有無を確認。復旧見込みが不明なら「節水モード」に気持ちを切り替え。
- 冷蔵庫:開閉回数を最小に。保冷剤を冷蔵室へ移動して延命。
- エコキュート:非常用取水の手順書の場所と、取水栓の位置を家族で再確認(飲用は基本NG・生活用水として活用)。
2. 72時間の「わが家の水計画」づくり
一般的に必要な水の目安は、1人1日2〜3L(飲用+調理)。さらに手洗い・体ふきなどの生活用水が別枠で必要です。
飲料はペットボトル備蓄、生活用水はエコキュートのタンク残り湯や風呂の残り湯を活用するのが定番。
エコキュートのタンク容量は機種により異なります(例:370L、460Lなど)。飲用不可が基本なので、トイレ洗浄・体ふき・洗面などに使いましょう。
水の優先順位(家族掲示用)
- 飲み水・調理(ペットボトル・ウォーターサーバー)
- 手洗い・歯みがき・体ふき(エコキュート残り湯を冷水で調整)
- トイレ洗浄・清掃(バケツ/ペットボトル活用)
3. エコキュートの「非常用取水」の基本ポイント
- 取水方法は機種ごとに手順が違うため、かならず取説の「非常時の使いかた」を確認。
- お湯は高温のことがあるので、必ず温度確認→冷水で調整。やけど防止が最優先。
- 飲用は基本NG。生活用水として、体ふき・掃除・トイレへ。
- 復旧後は取説どおり再加熱・点検。不安があれば業者に相談。
4. 「簡易トイレ」運用のコツ(におい・衛生・動線)
トイレ問題はメンタルにも直結。家族が使いやすい“やり方の統一”がカギです。
- 設置:洋式便座に簡易トイレの汚物袋(内袋+外袋)を二重でセット。
- 使用:用を足したら凝固剤をさっと振りかけ、きちんと固める。
- 密封:内袋をしっかり結び、外袋へ。さらに防臭袋で二重三重に。
- 保管:ベランダや玄関の涼しい場所で一時保管(直射日光は避ける)。
- 後処理:自治体の案内に従い、収集再開後に処分。
におい対策:消臭剤・猫砂・重曹などを併用。使用後は小さなスプレーで座面を軽く拭き、清潔感をキープ。
動線:トイレの外に「手指消毒・ウェットティッシュ・ビニール手袋・替え袋」をトレーで常備。
5. 「水を増やした気分になる」上手な使い回し
- 手指→顔→体→足の順で、同じ洗面ボウルの水を使いまわす(汚れが少ないところから)。
- 食器はポリ袋調理(食材を耐熱袋に入れて湯せん)や、拭き取り→最小限のすすぎで洗浄水を節約。
- タオルは小さめ複数を使い回すと乾きやすく衛生的。
6. 体調別のひと工夫(赤ちゃん・高齢者・女性)
- 赤ちゃん:おしりふきを多めに。ミルクは衛生第一で使い切りや少量パックを活用。
- 高齢のご家族:水分を控えすぎない。こまめな少量補給を。トイレは夜間の転倒対策(足元灯・手すり)も。
- 女性:生理用品・使い捨てパンツなどを1週間分目安でローリング備蓄。
7. 衛生と片付けのミニルール
- 手指衛生は石けん+流水が最優先。不足時はアルコールを併用。
- 清掃時の消毒液は製品ラベルの希釈指示を厳守(濃すぎは危険)。
- 生ゴミは新聞紙で包む→防臭袋→厚手ゴミ袋で密封。ベランダの日陰に一時保管。
8. 在宅避難「家の配置図」を作っておく
メモ用紙でOK。家族のスマホにも撮って共有。
- 水ポイント:飲料(水箱)・エコキュート取水栓・バケツ・給水車待ちの動線。
- トイレポイント:簡易トイレ一式・防臭袋・消臭スプレー・保管場所。
- 情報ポイント:ラジオ・モバイルバッテリー・充電ケーブル・停電ライト。
9. よくある落とし穴と回避ワザ
- 袋が足りない:家庭用ゴミ袋(45L/70L)を多めに。凝固剤1回分ずつ小分けに。
- やけど:エコキュートの残り湯は高温のことが。必ず温度確認→冷水で調整。
- においストレス:防臭袋+猫砂/重曹で吸収。使用手順を家族で統一すると格段にラク。
- 情報過多:SNSを追いすぎると疲れます。公式情報源を2つだけ決め、1時間に1回チェック。
10. 72時間のやさしいタイムライン(例)
0〜6時間
- 安全確認・家の点検・エコキュート取水栓の確認。
- 飲料は開封を控え、まず生活用水の確保(バケツ・洗面器に小分け)。
6〜24時間
- トイレは簡易トイレ運用へ。汚物袋のストック数を可視化。
- 洗面・体ふきは朝・夜の2回に集約して節水。
24〜72時間
- 飲料の残量・体調に合わせて在宅継続か一時避難かを判断。
- ゴミ・汚物袋の一時保管ルールを家族で徹底。
11. 家族で持ち寄る「配布表(印刷おすすめ)」
- 水(飲料):1人1日2〜3本(500ml換算)。
- 簡易トイレ:人数×回数×3日分+予備(凝固剤・袋)。
- 拭き取り用品:ウェットティッシュ・キッチンペーパー・小型スプレー。
- 保管用品:防臭袋・厚手ゴミ袋・新聞紙・使い捨て手袋。
12. まとめ|「手順が決まっている」だけで不安は半分
在宅避難のカギは、飲料はペットボトル、生活用水はエコキュート、トイレは簡易トイレの三本柱。
今日できるのは、取水手順の印刷、簡易トイレ一式の確認、そして家の配置図メモ。
この3つだけで、いざという時の“ドキドキ”がスッと小さくなりますよ。
「うちの機種だと取水はどうやる?」などピンポイント相談もお気軽に。お問い合わせから、リモコンやタンク周辺の写真を送ってくだされば、やさしく一緒に手順を確認します。
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